最新情報

日本産科麻酔学会JSOAP第1回WEBセミナー

日本産科麻酔学会JSOAP第1回WEBセミナーが以下の要領で開催されます。
日本産科麻酔学会HPからどなたでも申し込みできます。
https://www.jsoap.com/

WEBセミナーのサブタイトルも公募いたします。
どなたでも応募できます。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfqgR1Y1jUzc7ux4OXVojwsrwUl4KQyP3eAICbbhxvJO_EXOg/viewform

超緊急帝王切開のシナリオシミュレーションのデブリーフィングを行いました。

超緊急帝王切開のシナリオシミュレーションのデブリーフィングを行いました。

6月に撮影したシナリオトレーニングのビデオを供覧しながら、実際に学習したレジデントの先生と振り返りました。
感染対策を行った上でのデブリーフィングです。

超緊急帝王切開のシナリオシミュレーションのデブリーフィングを行いました。

超緊急帝王切開のシナリオシミュレーション

新しく仲間になったレジデントの先生方が、超緊急帝王切開術のシナリオシミュレーションを練習しました。
胎盤早期剥離で全身麻酔を導入したら気道困難症がわかったシナリオと大豆アレルギーの妊婦さんの2つのシナリオを経験しました。
手術室センターでSIMMAN®を実践さながらのトレーニングです。
母児の安全のために麻酔科医はトレーニングを積んでいます。

超緊急帝王切開のシナリオシミュレーション

4月から新しい仲間が増えました。

患者様の安全のためにいっしょに麻酔科学を学んでゆきます。

4月から新しい仲間が増えました。

中本志郎先生、村上裕亮先生、多田直綱先生 ご苦労さまでした。

中本志郎先生、村上裕亮先生、多田直綱先生が3月いっぱいで兵庫医大での勤務を終えられます。
歓送会は自粛しましたが、縮小して医局内で名残を惜しみました。
中本志郎先生は医局長の重責を務められて、医局内のいろいろな業務を担当し、まとめてくださいました。
村上裕亮先生は穏やかな性格で後輩に優しく熱心に指導してくださいました。
多田直綱先生は関連病院でさらに腕を磨かれる予定です。
新天地でのご活躍をお祈りしております。

超緊急帝王切開のシミュレーショントレーニング

手術センターで年1回行う超緊急帝王切開のシミュレーショントレーニングを行いました。
麻酔科医だけでなく、産婦人科医、小児科医、臨床研修医、手術センター看護師、病棟看護師、助産師、NICU、輸血療法部、医療人育成センター、事務部など全員参加で行われました。夜間に当直中の麻酔科医が、就眠中にコールされるところから開始です。
このトレーニングのおかげで、年間数件ある超緊急帝王切開術が迅速かつ安全に行われています。

超緊急帝王切開のシミュレーショントレーニング

超緊急帝王切開のシミュレーショントレーニング

超緊急帝王切開のシミュレーショントレーニング

第10回KANSAI産科麻酔への参加

第10回KANSAI産科麻酔が兵庫県立こども病院(世話人 兵庫県立こども病院麻酔科 鹿原史寿子先生、香川哲郎先生)で開催されました。
当科の岡本拓磨先生が座長を担当しました。とても有意義なディスカッションができました。
三宮での懇親会でも産科麻酔の交流を深めました。

第10回KANSAI産科麻酔への参加

第2回兵庫超音波ガイド下区域麻酔ハンズオンセミナーが兵庫医大で開催されました。

講師に兵庫県立こども病院麻酔科の香川哲郎先生と関西医科大学麻酔科の中本達夫先生をお招きしました。
神経ブロックのスペシャリストに身近でご指導いただけたことで医局員一同とても充実した時間を過ごすことができました。
小児のモデルになってくださったお子様もご協力をありがとうございました。

第2回兵庫超音波ガイド下区域麻酔ハンズオンセミナー

関西マンスリー

令和元年11月30日、関西マンスリー(梅田スカイビル)で鴨池美樹先生が本態性血小板血症について、多田直綱先生がTAFRO症候群について発表しました。 金子隆彦先生は司会を担当しました。

第1回日本区域麻酔検定試験(J-RACE)体験記

2018年度のJ-RACEを受験し合格することができました。受験を決めた理由はもともと小児麻酔が好きで積極的に神経ブロックを行っていた訳ではないのですが、怠け癖のある性格でして試験を受けることで日々のモチベーションを高め、一つ一つの症例を大切にしながら麻酔を行いたいと思ったので受験しました。超音波の基礎知識などはJB-POT(Japanese Board of Perioperative Transesophageal Echocardiography)を合格していたことで多少の自信はありました。また当院では数年前までは神経ブロックを積極的に行っていなかったのですが徐々に件数も増えてきました。そのため2年前から患者さんに安全に施行するため年に1度内々ではあるのですが神経ブロックに著名な先生をお招きして兵庫区域麻酔セミナーを開催するようになりました。僕自身もインストラクターを経験させて頂いて非常に勉強になりました。そのため合格することでなにか特別なことができるかと言われれば全くそんないのですが、合併症など起こった時の対処や起こりうる可能性を考慮して神経ブロックを行えるようになったのかなと思っています。ここからは受験申込してから僕なりにですがどのように勉強をして実際の試験の感想を記載させて頂きます。まず受験するに当たって自分ならどんな問題を作るかと考えたとき、実際に麻酔を指導するときどんなことをレジデントや研修医に質問しながらやっているかと考えました。そうするというまでもなく大切なのは解剖学と思います。超音波画像を見て神経は同定できてもその周りの構造物(筋肉、靭帯、血管)を答えれないと、高齢者などで神経が見にくい患者さんはブロックの成功率が落ちると思います。また一つの画像を見るだけでなく、連続性を観察するのも大事だと思いました。続いて必ず押さえておく必要があるのが局所麻酔中毒などの合併症が起こった時の対処方法です。発症した時のフローチャートなどをきちんと覚えておく必要があると思います。後は実際に使用する局所麻酔薬の特徴を把握する必要があります。後は日々進化する超音波装置の理解や針の種類などを勉強していく必要もあると思います。ここからは実際に使用した参考書についてですがまず問題集として【問題形式で学ぶ区域麻酔と疼痛治療】をしました。ただ問題を解くのではなく疑問に思った点は論文を読んだり、上級医に聞いたりして解決するのが良いと思いました。解剖学については自分に合った本で勉強されるのが一番と考えますが、僕はネッター解剖学を見ながら勉強しました。超音波ガイド下神経ブロックもLISAをはじめどれも非常に参考になると思いますので、何か一つ隅から隅まで読んでみてはいかがでしょうか。またガイドラインの確認も必須で各ブロックにあたり薬の休薬期間や再開時期、周産期麻酔、ペインクリニック領域も勉強する必要があります。また麻酔科学会のe-learnigも非常に参考になりました。自分のペースで勉強できますので苦手な分野や最新の知見を得ることができ非常にありがたかったです。
続いて受験生は当初の予想に反して非常に多かったみたいです。応募者が500名近くいました。しかし会場も非常に広く快く受験ができました。今後は受験資格が区域麻酔学会会員であることと加わり、募集人数も今回のように人数を増やしてもらうことが困難になる可能性がありますので受験される方は早めに申し込まれほうが良いかと思います。
教育ガイドラインの範囲から、満遍なく知識問題 60問と臨床問題 40問の合計 100問を出題されており選択肢は A-type(単純 択一形式)とX2-type(多真偽形式、五肢複択形式)があり試験時間は 150分間でした。
時間は十分ありましたですがX2-typeが非常に難しく感じました。途中集中力が途切れるとA-typeで2つ解答してしまったりして見直すことの重要性を痛感しました。

最後になりましたが、やはり試験を受けるということはプレッシャーにもなります。落ちたらどうしよう、大学に傷がつかないかなとか思ったりしたこともありましたが、廣瀬教授はじめみんなにわからないことは指導を仰ぎながら 勉強することができました。この場を借りてお礼するとともにこれからも正しい知識を身に着けながら後輩の指導に当たれたらなと思っています。また合格にもらった記念品は届いた当日息子が見つけ遊んでいたら折れてしまいました。

●超音波ガイド下神経ブロックを好きになる
●E-leanigを受講 最新の知見を得ることができる
●試験は難しい。(最初だからかもしれない)
●解ける問題を確実に
●術前中止薬の日程、抗凝固薬、抗血症板薬の再開時期(硬膜外麻酔を入れている患者)
●ガイドラインをよく読む
●ブロック時に超音波画像を残して復習時に神経だけでなく周りの筋肉の名称、血管の名称を確認する。また試験対策としては同じ腕神経ブロックでも部位によって効果の違い
●超音波の基礎知識を勉強(物理レベルでいけそう)
●周産期知識を勉強(無痛分娩、帝王切開の麻酔)
●青本を解く(間違いや訳も誤っていることが多い)
●局所麻酔中毒
●ペイン領域のブロックもカバーが必要(透視下ブロックなど)
●役に立った本 
●神経基礎知識、薬理学