教授 狩谷 伸享

「エア麻酔」の薦め

教授 狩谷 伸享

私たちは患者さんが快適に安全に手術を受けることができるように日々精進しています。
そのためには日頃のトレーニングを欠かすことができません。
実際の患者さんの麻酔経験は何よりも大切ですが、事前のトレーニングも必要です。

マネキンシミュレーターをベースにした希にしか起こらないけど重大な事態に陥る可能性がある緊急対応のケースのシナリオトレーニングを行って、患者様の安全をより高めるように努めてまいります。

ZOOMⓇを使ったリモートシミュレーションを学外の麻酔科医の先生と始めています。
麻酔のシナリオシミュレーショントレーニング=「エア麻酔」を繰り返し体験して、麻酔の安全性を高めていきたいと考えています。

教授 狩谷 伸享

教授 狩谷 伸享

教授 狩谷 伸享

教授 狩谷 伸享

悪いシナリオの例を医局の先生と演じていただきました。

産科麻酔の分野を高めていきます

院外の仲間とも協力しあって、日本の産科麻酔の発展のために精進していきたいと思っています。
麻酔科医が周産期医療で果たす役割はますます大きくなっています。
超緊急帝王切開、産科危機的出血、硬膜外麻酔のピットフォール、妊婦の気道困難症などの産科麻酔のシミュレーションを定期的に院内のスタッフと行っています。

医学生にも産科危機的出血のシミュレーションコースを受講していただいています。

院外では

麻酔科医のための産科麻酔プロフェッショナルセミナー「産科麻酔に参加しよう」「KANSAI産科麻酔」を通じて、たくさんの尊敬できる産科麻酔科医とも情報交換することができました。
日本母体救命システム普及協議会事務局jcimelsにも参加しています。