兵庫医科大学/兵庫医科大学病院 麻酔科学・疼痛制御科学講座

准教授 狩谷 伸享



麻酔科医になってたくさんのことを経験させてもらいました。
麻酔科医としての仕事を通じて、成長させてもらっています。
麻酔科医は患者さんが快適に安全に手術を受けることができるように日々精進しています

モチベ―ションを高めさせてくれる分野
麻酔科学は薬理学、生理学、生化学を主軸とする学問ですが、それ以外にも解剖学、マネージメント、教育などを勉強する機会があります。
手術麻酔では術後の患者さんを見れば、麻酔管理が良かったかどうかははっきりわかります。
100点満点はなかなか出せませんが、毎日の手術麻酔で慣れることなくモチベ―ションを高めさせてくれる分野です。


朝の勉強会
毎朝の勉強会は10分間ですが、積み重ねることによって知らないうちにいろんなことを身につける機会です。
最新の知識、古くからある原則、研究発表などの情報を毎日共有する機会を持っています。
時には困難症例の麻酔計画を検討することもあります。
発表する麻酔科医にとってはアウトプットは何よりの勉強の機会です。

アットホームな職場です
スタッフがお互いに助け合い、できる範囲でみんなで高め合っていこうというスタンスで麻酔に向かいあっています。
手術症例は多く、忙しい毎日ですが、常に最高水準の麻酔管理を学んで、患者さんに提供していくことができるように勉強するチャンスが豊富にあります。
特に若い麻酔科医が経験を積んでみるみる成長していくのを感じています。

産科麻酔の分野を高めていきます
院外の仲間とも協力しあって、日本の産科麻酔の発展のために精進していきたいと思っています。
麻酔科医が周産期医療で果たす役割はますます大きくなっています。
超緊急帝王切開、産科危機的出血、硬膜外麻酔のピットフォール、妊婦の気道困難症などの産科麻酔のシミュレーションを定期的に院内のスタッフと行っています。
医学生にも産科危機的出血のシミュレーションコースを受講していただいています。

教室の二木美由希、小林喜子、宮脇弘樹らが産科麻酔の最新の情報発信をしてきました。
安全な帝王切開の麻酔について辻彩乃、村上裕亮、緒方洪貴、尾上賢、大村昭宗、佐藤史弥、川崎由衣が日本麻酔科学会で報告しました。
金子隆彦の妊娠高血圧症候群の麻酔法についての研究は日本麻酔科学会で優秀演題に選出していただきました。


院外では
麻酔科医のための産科麻酔プロフェッショナルセミナー「産科麻酔に参加しよう」
http://sankamasui.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=7728

「KANSAI産科麻酔」
http://kansai.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=18658

を通じて、たくさんの尊敬できる産科麻酔科医とも情報交換することができました。
日本母体救命システム普及協議会事務局jcimelsにも参加しています。
https://ameblo.jp/ebihara-eri/entry-12327787300.html

「シミュレーションにも参加しよう」では奥谷博愛がインストラクターを担当します。

この交流を若い麻酔科医にも広げていきたいと思います。